映画「うまれる」のデザイン制作にあたり、妊娠から出産まで色々な映像や資料を見ている。それらを見ていると、生命の神秘を感じずにはいられない。
遺伝子情報には、僕らがサルや犬でなく人間であることから始まって、翼ではなく腕があること、身長は高いか、性格はがんこか、音楽が得意か、またはガンにかかりやすいか、などの情報がぎっしり入っている。
たった0.13ミリ内に。それは他に2つとない、たった一つの情報。
僕らはこうやって生まれて生きているだけで既に奇跡の奇跡だ。
(周りの環境を嘆いたりしがちなんだけど)
ちなみに、利き腕は胎内で11週目から始まるおしゃぶりで決まるらしい…。ビックリ。